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評価:
外山 滋比古
筑摩書房
¥ 546
(1986-04-24)
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ネットをあまり見ないようになって、買った本が人気の本だったことに気付くことが何度かあった。
というか2回だけど。
それから本をブログで紹介するのってどうやるんだっけーと(数年前から)思っていたのでテストを兼ねて書いてみている。
もうちょっと簡単なやり方あるのかな。
私は頭にちょっと余裕が出てきた頃にこの本を買った。
なんとなく自分が避けたい方面の本だと思ったから。
最近では少ないけど、一時期「敵を知らなければ勝てない」と思って嫌そうな本を読んでいたことがあって、そのうちの一つだったと思う。
他には『金持ち父さん貧乏父さん』とか(笑)
自分は、この本の冒頭に出てくるグライダー人間の成り損ねだ、と思ったので飛行機人間になるかグライダー人間になるかどちらかの方法がわかるかもしれないと思って買ってみたんだけど、タイトル通り「思考の整理」について書いてあっただけで、飛行機人間の性能を良くするような話ばっかりだった。
当たり前か。
忘れる方法は教えてくれないって話には激しく頷いたけど、この本もまぁ教えてくれるわけではなかったので癒しになったくらいだった。
どうしてこの本がそんなに人気なのかは正直よくわからない。
読みにくくは無かったけど、この本で言われているような思考(というより発想)の整理をしなくちゃいけない人って一般人では少ないんじゃないかなあ。
私が考えるよりみんな、趣味や仕事で発想を大事にしているのかしら。